Archive for 5月, 2015

イシガキカエルウオ

火曜日, 5月 26th, 2015


少し浅瀬の海底に、ちょこんと止まっている魚はカエルウオの仲間が多いです。
泳いでいるのではなく、水底の藻などをチョコチョコ動き回って食べてる感じです。
色々な種類のカエルウオがいますが、どれも小さく3~10センチ未満のものがほとんどです。
少し不細工な顔が可愛いと、ダイビングでも人気の魚です。特に写真が好きなダイバーには人気ですね。

写真のイシガキカエルウオは、沖縄でのダイビングでは良く見られる種類です。
繁殖期には体の色が黒っぽくなる個体がいて、同じ種類でも色に個体差があります。
外敵を感じると、サンゴや岩陰に隠れてしまうため、脅かさない様にゆっくり近づきましょう。
穴にはいて顔だけ出している姿も人気です。

カエルウオには色々な種類がいます。形はどれも細長いのですが、顔の表情などはそれぞれに個性があります。
色もカラフルな物から、地味な物まで色々です。
浅めの海に多く居るため、ダイビング終了前の安全停止などの時に探してみるのも楽しいですよ。

お昼寝中のアオウミガメ

月曜日, 5月 25th, 2015


ウミガメはダイビングで人気の生き物です。
優雅に泳ぐ姿や、かわいらしい見た目がとっても可愛い生き物ですね。
ウミガメにも色々な種類がありますが、写真のアオウミガメは顔もかわいらしく人気のウミガメです。

ウミガメは爬虫類なので、海の中では息をする事が出来ません。
海面に出て呼吸をして、海の中ではずっと息を止めたままなんですよ。
爬虫類は変温動物なので、体温が常に一定ではありません。回りの温度に合わせて、カメの温度も変わってしまいます。
その為、体温を維持するための酸素やエネルギーが不要なため、長く息を止められるんですね。
反対に、体温が下がってしまうと動きが遅くなってしまいます。

ウミガメは1時間以上も息を止めることができ、寝ている時など動かなければ3~4時間も息を止めることができるそうです。
苦しく無いんでしょうか?寝ている時は波や潮に流されない様に、岩やサンゴの隙間、ヘコミで寝ている事が多いですよ。
ダイビングで寝ているウミガメに出会ったら、脅かさない様に近づきましょうね。
泳いでいる姿も優雅ですが、寝ているウミガメも可愛いですよ。
ウミガメが見たい人はリクエストして下さいね。

ピカチュウウミウシ

日曜日, 5月 17th, 2015


ダイビングで人気の生き物と言えば、ウミウシの仲間ではないでしょうか?

綺麗な色と可愛い形がダイバーに人気の秘密です。
種類はかなり沢山有り、一説によると3000種類以上が確認されているらしいです。
そんなウミウシの中でも人気のウミウシがピカチュウウミウシです。
漫画のピカチュウに似ていることから、この名前が付きました。
だいだい色の体と黒いツノが、ピカチュウっぽく見えませんか?ピカチュウウミウシには、
ウデフリツノザヤウミウシと言う正式名称がありますが、ダイバーの間ではピカチュウウミウシの方が一般的な呼び方です。

大きさは2~3センチほどしかなく、小さなウミウシの仲間です。一度目撃されると、
しばらくの間はその近辺に居ることが多いので、個体数は少ないのですがタイミングが良ければ見つけやすいウミウシです。
ウミウシは通常、春先から初夏にかけて多く見ることが出来ますが、ピカチュウウミウシは一年を通して見られるような気がします。

小さなエビの仲間ムチカラマツエビ

金曜日, 5月 15th, 2015


ダイビングで見られる生き物は魚だけではありません。エビやカニの仲間も人気の生物です。
エビやカニと言ってもダイビングで見られる生物は、とっても小さな物が多いんですよ。
魚に食べられてしまう弱い立場の生き物なので、回りに上手に隠れています。

写真のムチカラマツエビは、大きさは1センチ無いほどの小さなエビで、
ムチカラマツと呼ばれる細長い珊瑚の仲間に隠れています。
色や模様をそっくりにして、上手に隠れていますね。

エビやカニの仲間は夜行性の生き物が多く、昼間はあまり見かけることがありませんが
ムチカラマツエビは昼間でも見ることが出来ます。
ナイトダイビングでは、数え切れないほどのエビの仲間を見ることが出来ます。
興味がある方は参加ナイトダイビングに参加してみると面白いと思いますよ。